このページはC++17に採用された言語機能の変更を解説しています。
のちのC++規格でさらに変更される場合があるため関連項目を参照してください。
概要
C++17ではC++11で非推奨化されたregister
キーワードを削除する。
C言語から引き継いだregister
キーワードは、変数をCPUのレジスタ上に保存するための記憶クラス指定子である。
// 変数vを、メモリの代わりにレジスタに保存する。
// 保存できない場合はメモリに保存する
register int v = 42;
register
キーワードは最適化 (高速化) のためのヒントではあるが、非推奨化の提案が出た時点で、コンパイラから単に無視される機能となっていた。
register
キーワードはC++17標準では使用しなくなるが、将来のために予約されたままとなる。