このページはC++26に採用される見込みの言語機能の変更を解説しています。 のちのC++規格でさらに変更される場合があるため関連項目を参照してください。
概要
基本文字集合に
$ (U+0024)
@ (U+0040)
` (U+0060)
の3文字を加える。
CではC23で追加され、それに合わせるようにC++でも同様の変更を提案している。
これにより、これらの文字を構文として使用でき、コードの可読性や他言語への移植性が向上する。
なお、変更が加えられた場合、この3文字は下記のようなUnicode形式での表示が不可能になる可能性がある。
#include <stdio.h>
#define STR(x) #x
int main()
{
printf("%s", STR(\u0060)); // U+0060 は ` GRAVE ACCENT
}
xxxxxxxxxx
#include <stdio.h>
#define STR(x) #x
int main()
{
printf("%s", STR(\u0060)); // U+0060 は ` GRAVE ACCENT
}