array
は固定長のオブジェクトを保持するシーケンスコンテナで、各要素は連続して格納される。従来のCスタイルの配列のパフォーマンスを保ったまま、シーケンスのサイズの取得、要素の代入のサポートなど、標準コンテナの恩恵を受ける事ができる。また、境界チェック(範囲外の要素にアクセスしようとしていないかのチェック)付きの要素アクセスもサポートしている。
array
は、デフォルトコンストラクタで構築されたarray
オブジェクトが空でない点と、swap()
の計算量が定数時間でない点を除いて、コンテナとリバーシブルコンテナの全ての要件を満たす。
このヘッダでは、以下の標準ヘッダをインクルードする:
<initializer_list>
<compare>
(C++20)
名前 | 説明 | 対応バージョン |
---|---|---|
array |
固定長配列(class template) | C++11 |