namespace std::ranges {
template <input_or_output_iterator O,
copy_constructible F>
requires invocable<F&> && indirectly_writable<O, invoke_result_t<F&>>
constexpr O
generate_n(O first,
iter_difference_t<O> n,
F gen); // (1) C++20
}
概要
出力の範囲へ関数の結果を n
個書き込む。
効果
n
が 1 以上の場合、[first,last)
のそれぞれのイテレータについて関数オブジェクト gen
を呼び出し、その戻り値を代入する。
そうでない場合、何もしない。
戻り値
n
が 1 以上の場合、first + n
が返される。
そうでない場合、first
が返される。
計算量
n
が 1 以上の場合、n
回の gen
の呼び出しと代入が行われる。
そうでない場合、何もしない。
例
#include <algorithm>
#include <iostream>
#include <iterator>
int main() {
// 2 の累乗の値を生成して出力する
int n = 1;
std::ranges::generate_n(std::ostream_iterator<int>(std::cout, ","), 10, [&n]{ auto t = n; n *= 2; return t; });
}
出力
1,2,4,8,16,32,64,128,256,512,
バージョン
言語
- C++20
処理系
- Clang: ??
- GCC: 10.1.0 ✅
- ICC: ??
- Visual C++: 2019 Update 10 ✅