4. atoi,atol,atoll

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function
<cstdlib>

std::atoi,atol,atoll

namespace std {
  int       atoi ( const char* str );
  long      atol ( const char* str );
  long long atoll( const char* str );
}

概要

strをint 、long 、long longに変換する。

基数は常に10である。

変換方法

空白文字から始まる場合、最初の非空白文字から変換する。

+ 、-は変換後の符号に適用される。

変換不可能ならば0を返す。

備考

変換後の数値が戻り値の範囲外の場合、動作は未定義である。

名前は、ASCII to integerから命名。

例

#include <cstdio>
#include <cstdlib>

int main()
{
  std::printf("%i\n", std::atoi(" -123junk"));
  std::printf("%i\n", std::atoi(" +321dust"));
  std::printf("%i\n", std::atoi("0"));
  std::printf("%i\n", std::atoi("0042")); // 先頭の0を含む10進数として変換
  std::printf("%i\n", std::atoi("0x2A")); // 0のみを変換、"x2A"は破棄される
  std::printf("%i\n", std::atoi("junk")); // 変換不可
  std::printf("%i\n", std::atoi("2147483648")); //intの範囲外
}

出力例

-123
321
0
42
0
0
-2147483648

関連項目

それぞれstd::string および std::wstring に対応させたものと見なせる。

参照