std::deque::resize

void resize(size_type sz);                   // (1) : C++11
void resize(size_type sz, const T& c);       // (2) : C++11
void resize(size_type sz, const T& c = T()); // (1) + (2) : C++03

概要

要素数を変更する

要件

(1) :
- 型Tがデフォルト構築可能であること
- 型Tが*thisに対してコピー挿入可能であること (C++11まで)
- 型Tが*thisに対してムーブ挿入が可能であること (C++14)
(2) :
- 型Tが*thisに対してコピー挿入可能であること

効果

(1) :
- もしszが現在のコンテナのsize()より小さい場合、以下の動作をする：
  - C++11まで : erase(begin() + sz, end());
  - C++14 : pop_back()関数をsize() - sz回呼ぶ
  - C++17 : 後ろからsize() - sz個の要素を削除する
- もしszが現在のコンテナのsize()より大きい場合、sz - size()個だけ値初期化されたT型オブジェクトのコピーを追加する。
(2) :
- C++11まで
```
if (sz > size())
  insert(end(), sz - size(), c);
else if (sz < size())
  erase(begin() + sz, end());
```
- C++14
  - もしszが現在のコンテナのsize()より小さい場合、pop_back()関数をsize() - sz回呼ぶ
  - もしszが現在のコンテナのsize()より大きい場合、sz - size()個だけオブジェクトcのコピーを追加する。
- C++17以降
  - もしszが現在のコンテナのsize()より小さい場合、後ろからsize() - sz個の要素を削除する
  - そうでなければ、sz - size()個だけオブジェクトcのコピーを追加する。

戻り値

なし

例

#include <iostream>
#include <deque>

int main()
{
  // 増加
  {
    std::deque<int> c = {3, 1, 4};
    c.resize(5);

    for (int x : c) {
      std::cout << x << std::endl;
    }
  }
  std::cout << std::endl;

  // 減少
  {
    std::deque<int> c = {3, 1, 4};
    c.resize(1);

    for (int x : c) {
      std::cout << x << std::endl;
    }
  }
}

出力

std::deque::resize

概要

要件

効果

戻り値

例

出力

参照

関連項目