void unique(); // (1) C++11
size_type unique(); // (1) C++20
template <class BinaryPredicate>
void unique(BinaryPredicate pred); // (2) C++11
template <class BinaryPredicate>
size_type unique(BinaryPredicate pred); // (2) C++20
概要
コンテナから重複した要素を削除する
要件
コンテナがソート済みであること。ソート済みでない場合、この関数の動作は未規定。
効果
イテレータ範囲[first + 1, last)
の全てのイテレータi
について、
- (1) :
*i == *(i - 1)
- (2) :
pred(*i, *(i - 1))
がtrue
となる要素を削除する。
削除された要素に対するイテレータおよび参照は無効となる。
戻り値
- (1), (2) :
- C++11 : なし
- C++20 : 削除された要素数を返す
例外
- (1) : 型
T
の等値比較が例外を投げない場合、この関数は例外を投げない - (2) :
pred
が例外を投げない場合、この関数は例外を投げない
計算量
ちょうど(last - first) - 1
回の等値比較、もしくは述語の適用を行う。
例
#include <iostream>
#include <forward_list>
int main()
{
std::forward_list<int> ls = {3, 1, 4, 1};
ls.sort();
ls.unique();
for (int x : ls) {
std::cout << x << std::endl;
}
}
出力
1
3
4
バージョン
言語
- C++11
処理系
- Clang: ??
- GCC: 4.7.0 ✅
- ICC: ??
- Visual C++: 2010 ✅, 2012 ✅, 2013 ✅, 2015 ✅, 2017 ✅