namespace std {
template<class I, class S, ranges::subrange_kind K>
struct tuple_size<ranges::subrange<I, S, K>> : integral_constant<size_t, 2> {};
}
概要
tuple_size
は、タプルとして見なせる型の要素数を取得するためのクラスである。
要素数は、integral_constant
の機能を利用してコンパイル時の定数値として取得できる。
<ranges>
ヘッダでは、subrange
に関する特殊化を定義する。
subrange
をタプルとして見たとき、大きさ2で、第0要素はイテレータ、第1要素は番兵である。
例
#include <ranges>
int main()
{
constexpr std::ranges::subrange sub = std::views::empty<int>;
static_assert(std::tuple_size<decltype(sub)>::value == 2);
}
出力
バージョン
言語
- C++20
処理系
- Clang: 13.0.0 ✅
- GCC: 10.1.0 ✅
- ICC: ?
- Visual C++: 2019 Update 10 ✅