reverse_iterator rbegin(); // (1) C++03
reverse_iterator rbegin() noexcept; // (1) C++11
const_reverse_iterator rbegin() const; // (2) C++03
const_reverse_iterator rbegin() const noexcept; // (2) C++11
概要
set
コンテナ内の末尾の要素を指す逆イテレータを取得する。
内部的に、set
コンテナは各要素を下位から上位へと並べており、従って rbegin()
は最上位のキーにあたる値を指すイテレータを返す。
rbegin()
は end()
と同じ要素を指すわけではなく、その前の要素を指すことに注意。
戻り値
反転したシーケンスの先頭を指す逆イテレータ。
reverse_iterator
と const_reverse_iterator
はともにメンバ型である。set
クラステンプレートにおいて、これらは双方向イテレータであり、それぞれ reverse_iterator<iterator>
, reverse_iterator<const_iterator>
と定義される。
計算量
定数時間。
例
出力
9 5 4 2 1 0
関連項目
名前 | 説明 |
---|---|
rend |
先頭の前を指す逆イテレータを取得する |
begin |
先頭を指すイテレータを取得する |
end |
末尾の次を指すイテレータを取得する |