<tuple>
ヘッダでは、異なる型を格納できる固定サイズコレクションであるタプル型を提供する。2要素のみ格納可能なpair
とは違い、tuple
は任意の数の要素を格納できる。
このヘッダでは、以下の標準ヘッダをインクルードする:
<compare>
(C++20)
タプルクラス
名前 | 説明 | 対応バージョン |
---|---|---|
tuple |
タプル型(class template) | C++11 |
タプル生成関数
名前 | 説明 | 対応バージョン |
---|---|---|
ignore |
無視する要素のプレースホルダー(constant variable) | C++11 |
make_tuple |
引数のコピーからタプルを生成する | C++11 |
forward_as_tuple |
引数の完全な型からタプルを生成する | C++11 |
tie |
引数への参照からタプルを生成する | C++11 |
tuple_cat |
複数のタプルから1つのタプルを生成する | C++11 |
引数のタプルを使って関数を呼び出す
名前 | 説明 | 対応バージョン |
---|---|---|
apply |
タプルを展開して関数呼び出しする | C++17 |
make_from_tuple |
タプル内の値を使って任意の型を構築する | C++17 |
タプルヘルパクラス
名前 | 説明 | 対応バージョン |
---|---|---|
tuple_size |
tuple の要素数を取得する(class template) |
C++11 |
tuple_element |
tuple のi 番目の要素型を取得する(class template) |
C++11 |
バージョン
言語
- C++11