namespace std::chrono {
std::string remote_version();
}
概要
リモートタイムゾーンデータベースの最新バージョン番号を取得する。
この関数は、ローカルで保持しているタイムゾーンデータベースのバージョン番号と、リモートのバージョン番号を比較し、新しいバージョンがリリースされていたらダウンロードするために使用する。
// 10日に一度などの周期で以下の処理を実行する
if (get_tzdb().version != remote_version()) {
reload_tzdb(); // get_tzdb()で取得されるタイムゾーンデータベースを更新する
}
戻り値
最新のリモートデータベースのバージョンを返す。
備考
- IANAのタイムゾーンデータベースは、以下からダウンロードできる:
例
#include <iostream>
#include <chrono>
namespace chrono = std::chrono;
int main()
{
const std::string version = chrono::remote_version();
std::cout << version << std::endl;
}
出力例
2019c
バージョン
言語
- C++20
処理系
- Clang: 9.0 ❌
- GCC: 9.2 ❌
- Visual C++: 2019 Update 3 ❌