namespace std {
using double_t = floating-type;
}
概要
double と同じかそれより広い範囲の値を持つ浮動小数点数型を表す。
FLT_EVAL_METHOD が 0 または 1 のとき double, 2 のとき long double, それ以外の場合は実装依存。
例
#include <cmath>
#include <iostream>
int main() {
std::double_t num = 1.00001;
std::cout << num << std::endl;
}
出力例
1.00001
バージョン
言語
- C++11
処理系
- Clang:
- GCC:
- ICC:
- Visual C++: 2013 ✅, 2015 ✅, 2017 ✅, 2019 ✅, 2022 ✅
- 2013, 2015では、常に
doubleの別名。 - 2017以降で、ターゲットのCPUアーキテクチャが
x86以外である場合、doubleの別名。 - 2017以降で、ターゲットのCPUアーキテクチャが
x86で、SSE2を使用する場合(/arch:SSE2以上のコンパイラオプション)、doubleの別名。 - 2017以降で、ターゲットのCPUアーキテクチャが
x86で、/fp:fastコンパイラオプションが指定されている場合、doubleの別名。 - 2017以降で、ターゲットのCPUアーキテクチャが
x86で、SSE2を使用せず(/arch:IA32や/arch:SSEコンパイラオプション)、/fp:fastコンパイラオプションが指定されていない場合、long doubleの別名。
- 2013, 2015では、常に