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function
<cmath>

std::signbit(C++11)

namespace std {
  bool signbit(float x);
  bool signbit(double x);
  bool signbit(long double x);

  bool signbit(Integral x);
}

概要

数値の符号が負であるか判定する。

戻り値

パラメータxが負数である場合、trueを返す。そうでない場合、falseを返す。

この関数はその名前の通り、浮動小数点数の符号ビットを検出する。そのため、NaNの符号を検出することができる。
他にはstd::copysignでも検出でき、この2つのみがNaNの符号を検出できる移植性のある方法となる。

備考

C標準ライブラリではsignbitは関数マクロとして定義されるが、C++標準ライブラリでは関数として定義される。

#include <cassert>
#include <cmath>

int main()
{
  assert(std::signbit(-1.0f));
  assert(std::signbit(-0.0f));

  assert(!std::signbit(1.0f));
  assert(!std::signbit(0.0f));

  constexpr float nan = std::numeric_limits<float>::quiet_NaN();
  assert(!std::signbit(nan));
  assert(std::signbit(-nan));
}

出力

備考

特定の環境で constexpr 指定されている場合がある。(独自拡張)

  • GCC 4.6.1 以上

バージョン

言語

  • C++11

処理系