namespace std {
int snprintf(char* buffer, size_t n, const char* format, ...);
}
概要
書式を指定して、文字数の上限つきで文字列領域に出力する。
出力される文字数は、ヌル文字を含めてn文字以下に制限される。nが0より大きい場合、出力の末尾には必ずヌル文字が書き込まれる。
戻り値
nが十分に大きければ書き込まれたはずの文字数(ヌル文字を含まない)を返す。出力エラーが発生した場合は負の値を返す。
つまり、戻り値がn以上である場合は、出力が切り詰められたことを意味する。
備考
sprintf()と違って書き込む文字数の上限を指定できるため、バッファオーバーランを避けられるnが0の場合、bufferはヌルポインタでもよく、なにも書き込まれない。この性質を利用して、必要なバッファサイズを事前に求められる- C++の文字列フォーマットには、型安全な
std::format()(C++20)も使用できる
例
#include <cstdio>
int main()
{
char buffer[8];
// バッファに収まる場合
int len = std::snprintf(buffer, sizeof(buffer), "%d-%d", 12, 34);
std::printf("%s (%d)\n", buffer, len);
// バッファに収まらない場合は切り詰められる。
// 戻り値は、収まったとしたら必要だった文字数
len = std::snprintf(buffer, sizeof(buffer), "%d-%d", 123456, 789);
std::printf("%s (%d)\n", buffer, len);
}
出力
12-34 (5)
123456- (10)
処理系
- Clang: 3.4 ✅
- GCC: 4.7.1 ✅
- Visual C++: 2019 ✅
備考
- 動作確認した範囲での最小バージョンを記載している。Clangは3.4(Compiler Explorerで利用できる最古のバージョン)、Visual C++は2019(同左)で動作を確認しており、それ以前のバージョンでも使用できる可能性がある