5. cbegin

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function
<flat_map>

std::flat_map::cbegin(C++23)

const_iterator cbegin() const noexcept;

概要

コンテナの先頭のキーと要素のpairを参照するイテレータを取得する。

内部的に、このコンテナは要素を下位から上位へと並べており、従って cbegin() はコンテナ内の最下位のキーにあたるpairへのイテレータを返す。

戻り値

コンテナの先頭要素へのイテレータ。 const_iterator はメンバ型である。このクラステンプレートにおいて、これらはランダムアクセスイテレータである。

計算量

定数時間。

例

#include <iostream>
#include <flat_map>

int main()
{
  std::flat_map<int, char> fm;
  fm[3] = 'C';
  fm[7] = 'G';
  fm[8] = 'H';
  fm[4] = 'D';
  fm[5] = 'E';
  fm[1] = 'A';
  fm[2] = 'B';
  fm[6] = 'F';

  for (auto i = fm.cbegin(); i != fm.cend(); ++i) {
      std::cout << i->first << " " << i->second << "\n";
  }
}

出力

1 A
2 B
3 C
4 D
5 E
6 F
7 G
8 H

処理系

関連項目

名前 説明
flat_map::begin 先頭を指すイテレータを取得する
flat_map::end 末尾の次を指すイテレータを取得する
flat_map::cend 末尾の次を指すconstイテレータを取得する
flat_map::rbegin 末尾を指す逆イテレータを取得する
flat_map::rend 先頭の前を指す逆イテレータを取得する
flat_map::crbegin 末尾を指す逆constイテレータを取得する
flat_map::crend 先頭の前を指す逆constイテレータを取得する