template <class ParseContext>
constexpr typename ParseContext::iterator
parse(ParseContext& ctx);
概要
書式文字列の範囲[ctx.begin(), ctx.end())
を解析する。
効果
std::format()
関数ページに記載されている「Range・シーケンスコンテナの書式」および「連想コンテナの書式」を解析する- このとき、書式によって以下を設定する
n
オプション (囲み文字をなくす) が指定されなければ、全体の囲み文字を、set_brackets()
メンバ関数で設定する- 要素の区切り文字を、
set_separator()
メンバ関数で設定する - 要素に対する書式が空でなければ、各要素の
formatter
をe
として、e.set_debug_format()
が有効な式であれば、それを呼び出してデバッグ書式を有効にする
- このとき、書式によって以下を設定する
戻り値
ctx
のうち、解析がおわった位置を指すイテレータを返す。
バージョン
言語
- C++23
処理系
- Clang: ??
- GCC: ??
- Visual C++: ??