std::chrono::tzdb_list::front(C++20)

const tzdb& front() const noexcept;

概要

先頭要素を取得する。

このクラスの先頭要素は、ローカルに保持しているうち最新のタイムゾーンデータベースを意味する。

戻り値

先頭要素への参照を返す。

備考

この操作はreload_tzdb()内での呼び出しに対してスレッドセーフとなっている

例外

投げない

このクラスには1要素以上の要素が保持されることが定められているため、空にはならない。

例

#include <iostream>
#include <chrono>

namespace chrono = std::chrono;

int main()
{
  const chrono::tzdb& tzdb = chrono::get_tzdb_list().front();
  const chrono::time_zone* tz = tzdb.locate_zone("Asia/Tokyo");
  std::cout << tz->name() << std::endl;
}

出力例

Asia/Tokyo

std::chrono::tzdb_list::front(C++20)

概要

戻り値

備考

例外

例

出力例

バージョン

言語

処理系