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function
<future>

std::packaged_task::コンストラクタ(C++11)

packaged_task() noexcept;                          // (1)

template <class F>
explicit packaged_task(F&& f);                     // (2)

template <class F, class Allocator>
explicit packaged_task(allocator_arg_t,
                       const Allocator& a, F&& f); // (3)

packaged_task(packaged_task&) = delete;            // (4) C++11
packaged_task(const packaged_task&) = delete;      // (4) C++14

packaged_task(packaged_task&& rhs) noexcept;       // (5)

概要

  • (1) : デフォルトコンストラクタ。
  • (2) : 関数オブジェクトを受け取るコンストラクタ。
  • (3) : 関数オブジェクトおよびカスタムアロケータを受け取るコンストラクタ。
  • (4) : コピーコンストラクタ。コピー不可。
  • (5) : ムーブコンストラクタ。

効果

  • (1) : 共有状態なし、タスクの保持なしでオブジェクトを構築する。
  • (2) : 共有状態を初期化し、fを非同期実行するタスクとしてstd::forward<F>(f)でメンバ変数に保持する。
  • (3) : 共有状態を初期化し、fを非同期実行するタスクとしてstd::forward<F>(f)でメンバ変数に保持する。アロケータaは、共有状態を構築する際に、その内部構造でメモリ確保が必要な場合に使用される。
  • (5) : rhsの共有状態の所有権、および非同期タスクの関数オブジェクトを*thisに移動する。

例外

  • (2) : Fのコピーコンストラクタもしくはムーブコンストラクタによって送出されうる、あらゆる例外が投げられる可能性がある。
  • (3) : Fのコピーコンストラクタもしくはムーブコンストラクタによって送出されうる、あらゆる例外が投げられる可能性がある。内部構造のメモリ確保に失敗した場合、std::bad_allocが投げられる。

事後条件

  • (5) : rhsは共有状態を持たない

備考

  • (2), (3) :
    • C++14 : std::decay<F>::typestd::packaged_task<R(ArgTypes...)>型である場合、この関数はオーバーロード解決に参加しない。

#include <memory>
#include <future>
#include <utility>

int foo() { return 3; }

int main()
{
  // デフォルト構築
  // 共有状態とタスクを持たない
  {
    std::packaged_task<int()> task;
  }

  // 関数オブジェクトを受け取って構築
  // 共有状態の初期化、およびタスクを内部に保持する
  {
    std::packaged_task<int()> task(foo);
  }

  // 関数オブジェクトとアロケータを受け取って構築
  // 共有状態をアロケータを使用して初期化子、タスクを内部に保持する
  {
    std::packaged_task<int()> task {
        std::allocator_arg,
        std::allocator<std::packaged_task<int()>>(),
        foo
    };
  }

  // ムーブ構築
  // 共有状態の所有権とタスクを移動する
  {
    std::packaged_task<int()> task1(foo);
    std::packaged_task<int()> task2 = std::move(task1);

    // task1は共有状態を持たない
  }
}

出力

バージョン

言語

  • C++11

処理系

参照