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class template
<random>

std::exponential_distribution(C++11)

namespace std {
  template <class RealType = double>
  class exponential_distribution;
}

概要

exponential_distributionは、連続確率分布の一種である指数分布を表すクラスである。指数分布は、ガンマ分布(gamma_distribution)の形状母数(scale parameter)を1.0とした特殊ケースとして定義される。

以下の確率密度関数に基いて、浮動小数点数の値xを生成する:

$$ p(x \mid \lambda) = \lambda e^{-\lambda x} $$

この数式におけるλ(lambda)は、ある事象が起こってから次にまた発生するまでの間隔を表す。

指数分布は、以下のような用途に使用できる:

  • 銀行の窓口に顧客が到着する時間間隔
  • 発作を起こしてから死亡するまでの時間間隔

テンプレートパラメータは、以下を意味する:

  • RealType : 生成する実数の型。

メンバ関数

構築・リセット

名前 説明 対応バージョン
(constructor) コンストラクタ C++11
~exponential_distribution() = default; デストラクタ C++11
reset 状態をリセットする C++11

生成

名前 説明 対応バージョン
operator() 乱数を生成する C++11

プロパティ

名前 説明 対応バージョン
lambda 母数を取得する C++11
param 分布のパラメータを取得/設定する C++11
min 生成し得る値の下限を取得する C++11
max 生成し得る値の上限を取得する C++11

メンバ型

説明 対応バージョン
result_type 乱数生成結果の実数型 RealType C++11
param_type 分布パラメータの型。未規定。 C++11

非メンバ関数

名前 説明 対応バージョン
operator== 等値比較 C++11
operator!= 非等値比較 C++11
operator<< ストリームへの出力 C++11
operator>> ストリームからの入力 C++11

#include <random>
#include <fstream>

int main()
{
  std::random_device seed_gen;
  std::default_random_engine engine(seed_gen());

  std::exponential_distribution<> dist(1.0);

  std::ofstream file("exponential_distribution.tsv");
  for (std::size_t n = 0; n < 1000; ++n) {
    // 指数分布で乱数を生成する
    double result = dist(engine);
    file << result << "\t\n";
  }
}

出力

このプログラムによってある時に得られた結果(exponential_distribution.tsv)を図示する。

バージョン

言語

  • C++11

処理系

参考