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function
<future>

std::future::wait_for(C++11)

template <class Rep, class Period>
future_status wait_for(const chrono::duration<Rep, Period>& rel_time) const;

概要

相対時間でタイムアウトを指定して、処理が完了するまで待機する

効果

共有状態が遅延状態(future_status::deferred)の場合、この関数は何もしない。そうでない場合、rel_timeで指定された相対時間の期限まで、共有状態が準備状態(future_status::ready)になるのを待機する。

戻り値

例外

  • C++14 : 時計クラス、time_pointクラス、durationクラスの構築が例外を送出する場合、この関数はそれらの例外を送出する。

#include <iostream>
#include <future>
#include <thread>
#include <utility>

void calc(std::promise<int> p)
{
  p.set_value(3); // 結果を書き込む
}

int main()
{
  std::promise<int> p;
  std::future<int> f = p.get_future();

  std::thread t(calc, std::move(p));

  // 結果が書き込まれるまで待機する
  // 3秒でタイムアウト
  std::future_status result = f.wait_for(std::chrono::seconds(3));
  if (result != std::future_status::timeout) {
    // 結果を取り出す(準備完了しているため、すぐに値を取り出せる)
    std::cout << f.get() << std::endl;
  }
  else {
    std::cout << "timeout" << std::endl;
  }

  t.join();
}

出力例

3

バージョン

言語

  • C++11

処理系

備考

※ VC++11.0段階のstd::threadクラスは、コンストラクタに引数をムーブで渡すことができない。そのため、promiseオブジェクトはスレッド間の共有オブジェクトにする必要がある。(所有権が曖昧になるため、スタイルとしてはよくない)
#737812 - std::thread does not accept std::move

参照