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function
<ios>

std::unitbuf

namespace std {
  ios_base& unitbuf(ios_base& str);
}

概要

出力操作の都度バッファを吐き出すことを指示するマニピュレータ。

効果

str.setf(std::ios_base::unitbuf)を実行する。

戻り値

実引数のstrオブジェクト。

備考

std::cerrstd::wcerrオブジェクトは、 初期状態としてstd::ios_base::unitbufが設定されている。

#include <iostream>

int main()
{
  std::ios_base::sync_with_stdio(false);
  std::clog.tie(nullptr);

  std::cout << std::unitbuf;

  std::cout << '1';
  std::clog << 'A';
  std::cout << '2';
  std::clog << 'B';
  std::cout << '3';
  std::clog << 'C';

  std::cout << std::endl;
  std::clog << std::endl;
}

出力

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ABC

標準出力と標準エラー出力が同一出力先であることを前提とする。
'1'、'2'、'3'はすぐに出力され、"ABC"はstd::clog << std::endl;が行われた際に出力されることを表現している。

バージョン

言語

  • C++03

参照