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function
<string>

std::basic_string::find_first_of

size_type find_first_of(const basic_string& str, size_type pos = 0) const noexcept; // (1)
size_type find_first_of(const charT* s, size_type pos, size_type n) const;          // (2)
size_type find_first_of(const charT* s, size_type pos = 0) const;                   // (3)
size_type find_first_of(charT c, size_type pos = 0) const noexcept;                 // (4) C++11
size_type find_first_of(charT c, size_type pos = 0) const;                          // (4) C++14

概要

指定された文字列中のいずれかの文字が出現する最初の場所を検索する。

要件

(3) の形式の場合、s は少なくとも traits_type::length(s) + 1 の要素を持つ charT の配列を指していること。

効果

  • (1) pos 以降で最初に str 内に存在する文字の位置を返す。
  • (2) pos 以降で最初に s 内に存在する文字の位置を返す。s は長さ n の文字列へのポインタである。
  • (3) (2) と同様だが、こちらは NULL 終端の文字列を扱う。
  • (4) pos 以降で最初に c と一致する文字の位置を返す。

戻り値

見つかればその位置を返し、見つからない場合は basic_string::npos を返す。

例外

  • (1) 投げない
  • (2) -
  • (3) -
  • (4) 投げない(但し、備考参照)

備考

  • 一致する文字の検索は、指定された文字列の各文字について traits_type::eq を使用することで行われる。
    例えば、(1) の形式の場合、以下のような条件を満たす最小の xpos を求める。
    • pos <= xpos かつ xpos < size()
    • 0 <= I かつ I < str.size() を満たすいずれかの I について、traits_type::eq(at(xpos), str.at(I))
  • (3) の形式の場合、s の文字列長は traits_type::length(s) で求められる。
  • C++03 では、例外指定は無い。
  • C++11 では、(4) の形式には noexcept が付いているが、下記の実装例のような実装を許すために C++14 では削除されるかもしれない。
    (そのような実装では新たな std::basic_string が割り当てられるため、メモリのアロケーションが行われる)
  • コンテナに対して同様の検索を行う algorithm ヘッダの find_first_of はイテレータベースであるが、本メンバ関数は添字ベースであることに注意。

#include <iostream>
#include <string>

int main()
{
  const std::string s("Hello, world. Welcome to C++ world.");
  const std::string str("world");

  // "Welcome" 以降で "world" を検索すると、"Welcome" の 3 文字目の "l" が見つかる
  std::cout << s.find_first_of(str, 14) << std::endl;

  // "Welcome" 以降で ",.+" を検索すると、"C++" の 1 文字目の "+" が見つかる
  std::cout << s.find_first_of(",.+", 14) << std::endl;

  // basic_string は NULL 終端されていないので、'\0' を検索しても見つからない
  std::cout << std::boolalpha << (s.find_first_of('\0') == std::string::npos) << std::endl;
}

出力

16
26
true

実装例

(1) 以外の形式は、(1) の形式を使用して実装することができる。

// (2)
template <class charT, class traits, class Allocator>
size_type basic_string<charT, traits, Allocator>::find_first_of(const charT* s, size_type pos, size_type n) const
{
  return find_first_of(std::basic_string(s, n), pos);
}

// (3)
template <class charT, class traits, class Allocator>
size_type basic_string<charT, traits, Allocator>::find_first_of(const charT* s, size_type pos = 0) const
{
  return find_first_of(std::basic_string(s), pos);
}

// (4)
template <class charT, class traits, class Allocator>
size_type basic_string<charT, traits, Allocator>::find_first_of(charT c, size_type pos = 0) const noexcept
{
  return find_first_of(std::basic_string(1, c), pos);
}

関連項目

名前 説明
find_first_of ある集合の1つとマッチする最初の要素を検索する

参照