最終更新日時:
が更新

履歴 編集

class
<valarray>

std::gslice

namespace std {
  class gslice;
}

概要

gsliceは、std::slice をより一般化したスライス指示用のヘルパークラスである。

このクラスは、std::valarray クラスの operator[] メンバ関数にスライスの指示を与えるために使用する。

gslice」は、「generalized slice (汎用スライス)」の略。

メンバ関数

構築・破棄

名前 説明 対応バージョン
(constructor) コンストラクタ

その他メンバ関数

名前 説明 対応バージョン
start スライスを生成する初期位置を取得する
size 生成するスライスの要素数群の valarray オブジェクトを取得する
stride スライスを生成する間隔数群の valarray を取得する

#include <valarray>
#include <iostream>
#include <numeric>

auto main()
  -> int
{
  std::valarray<int> a( 40 );
  std::iota( std::begin(a), std::end(a), 16 );

  // スライスの開始位置 3(start)から
  // 10個(strides[0])おきに 3箇所(length[0])
  // について、さらにそこから、
  //  3個(strides[1])おきに 4箇所(legnth[1])
  // を抜き出す。
  constexpr auto             start   = 3;
  std::valarray<std::size_t> lengths = {  3, 4 };
  std::valarray<std::size_t> strides = { 10, 3 };

  std::gslice gs( start, lengths, strides );

  auto gsliced_array = a[ gs ];

  decltype( a ) b( gsliced_array );

  for ( auto v : b )
    std::cout << v << "\n";
  std::cout << std::flush;
}

出力

19
22
25
28
29
32
35
38
39
42
45
48

  • 19, 29, 39 は strides[0] 個おきに lengths[0] 個の位置。
    • 19 は元のsstart + strides[0] * 0 番目の要素。
      • 19, 22, 25, 28 は strides[1] 個おきに lengths[1] 個の要素。
    • 29 は元のsstart + strides[0] * 1 番目の要素。
      • 29, 32, 35, 38 は strides[1] 個おきに lengths[1] 個の要素。
    • 39 は元のsstart + strides[0] * 2 番目の要素。
      • 39, 42, 45, 48 は strides[1] 個おきに lengths[1] 個の要素。