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std::ranges::filter_view(C++20)
概要
- (1): 指定された条件
Predを満たす要素だけが要素となるview
- (2):
filter_viewを生成するRangeアダプタオブジェクト
元のRangeから条件を満たす要素を探す処理は遅延評価される。
- 初めてメンバ関数
beginが呼び出されたときに先頭の要素を決定し、残りはイテレータが進むときに求める。
beginは償却定数時間で実行できなければならないため、beginの値はキャッシュされる。
filter_viewの要素を書き換えてもよいが、書き換えた結果Predを満たさない場合は未定義動作を引き起こす可能性がある。具体的な条件は言語バージョンによって異なる:
- C++20 : 書き換えた後の要素が
Predを満たさない場合は未定義動作
- C++26 : 元のRangeが
forward_rangeであり、書き換えた後の要素が次にPredの評価を受けた際に Predを満たさない場合に限り未定義動作 (要素が再評価されない限り問題なし、と緩和された)
Rangeコンセプト
| borrowed |
sized |
output |
input |
forward |
bidirectional |
random_access |
contiguous |
common |
viewable |
view |
|
|
※ |
○ |
※ |
※ |
|
|
※ |
○ |
○ |
※ Vに従う
効果
メンバ変数
メンバ関数
継承しているメンバ関数
| 名前 |
説明 |
対応バージョン |
operator bool |
Rangeが空でないかどうかを判定する |
C++20 |
front |
先頭要素への参照を取得する |
C++20 |
back |
末尾要素への参照を取得する |
C++20 |
empty |
Rangeが空かどうかを判定する |
C++20 |
cbegin |
定数イテレータを取得する |
C++23 |
cend |
定数イテレータ(番兵)を取得する |
C++23 |
メンバ型
推論補助
例
#include <ranges>
#include <iostream>
int main() {
using namespace std;
int a[] = {1, 2, 3, 4, 5};
for (int& i : a | views::filter([](int x){ return x % 2 == 0; })) {
cout << i;
i *= 2; // filterした要素を2倍にする (2倍しても条件を満たすことに注意)
}
cout << '\n';
for (int i : a) {
cout << i;
}
}
出力
24
14385
バージョン
言語
処理系
参照