class
std::chrono::high_resolution_clock(C++11)
namespace std {
namespace chrono {
class high_resolution_clock;
}}
概要
high_resolution_clock
は、そのプラットフォームでの最も短い間隔のクロックである。
このクラスは、system_clock
かsteady_clock
の別名として定義される場合がある。
メンバ関数
静的メンバ関数
名前 |
説明 |
対応バージョン |
now |
現在日時を取得する |
C++11 |
メンバ型
名前 |
説明 |
対応バージョン |
rep |
時間間隔の内部表現となる算術型 |
C++11 |
period |
時間の周期を表すratio 型 |
C++11 |
duration |
時間間隔の型 |
C++11 |
time_point |
時間の一点を指す型 |
C++11 |
メンバ定数
名前 |
説明 |
対応バージョン |
static const bool is_steady |
逆行しないクロックかどうかを表すbool 値。値は未規定。 |
C++11まで |
static constexpr bool is_steady |
逆行しないクロックかどうかを表すbool 値。値は未規定。 |
C++14から |
例
出力例
3秒
バージョン
言語
処理系
- GCC: 4.6.1 ✅
- Visual C++: 2012 ✅, 2013 ✅, 2015 ✅
- 2015で
steady_clock
の別名に実装が変更された。これはWindows APIのQueryPerformanceCounter
関数を使用した実装である。
参照